2005年06月01日

フィルムカメラも捨てがたい

IMG_7427.jpg
Canon EOS 20D/TAMRON AF28-300mm Ultra Zoom XR F/3.5-6.3
残雪の美人林 2005/5/4 新潟県松之山町


先月のBLOGで「デジタルカメラをお勧めしたい!」と書きましたが、これはあくまで気軽に写真を始めるなら、ということです。
やはり、本格的に写真全般を学ぶには、フィルムカメラがいいでしょうね。
それも、「一眼レフカメラ」がいいと思います。

デジタルカメラの経験がない人でも、フィルムカメラを使用してきた方であればまず問題なく使いこなせるようになるでしょう。
でもその逆は、結構大変かもしれません。

結局、デジタルカメラはフィルムカメラで撮るよりも、簡単に綺麗な写真が撮れてしまうと思うのです。

写真は、光の芸術です。

太陽や電灯で照らされるから物が見えるように、カメラも光がなければ物を撮ることができません。
写真を撮る際、その状況、状況で、周りが明るかったり、暗かったりするわけですが、その強弱を「露出」といい、適度な露出を「適正露出」といいます。
この「露出」をしっかり学ぶには、フィルムカメラのほうが適していると思います。

デジタルカメラはある意味優秀で、勝手に適度な露出を導き出します。
また、フィルムよりも暗所に強かったり、電灯下に強かったりと、露出にあまりシビアではありませんし、メーカーによっても差があったりします。
また、露出オーバー(明るすぎて白トビすること)は救えませんが、露出アンダー(暗すぎて黒つぶれすること)だとある程度は画像処理(パソコン上での露出補正)で救えたりしてしまいます。

今はこのくらいの明るさだから、絞りをこのくらいにして、シャッタースピードをこのくらいにすると訂正露出だなーなどという感覚は、デジタルカメラを使っている間はなかなか身に付かないのではないかと思います。現にデジタルメインの私はいまだにさっぱりです(苦笑)

最近のカメラは便利になりすぎている気がします。

色々な設定を全部自分で行わなければいけない、ちょっと時代遅れで不便なカメラを使っているほうが絶対に色々な面で勉強になります。

ちなみに私の父は本職のカメラマンですが、仕事ではすべてマニュアル(自分で設定)です。
ピント合わせはもちろん、露出もすべてマニュアル。
感性の問題以前に、私と父との埋まらない技量の差がここにあります。

父いわく、仕事で撮影してピントが甘かったり、露出が適正でなかったりした場合、カメラのせいでは済まされないとのこと。自分で全部やるほうが確実だし、安心なんだそうです。
ほうほう、私には到底マネできませんなぁ。。。

最近、アグファフォトというフィルム製作会社大手が倒産しました。
デジタルの荒波に飲まれ、フィルムの肩身がどんどん狭くなっている状態です。
それでもこれだけは言えます。

フィルムカメラも捨てがたい。





posted by kota at 23:53| Comment(0) | TrackBack(0) | Canon EOS 20D | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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